書家
日賀野 琢 書家 / 臥龍会 三代目
「書は、生きる業(ぎょう)。生きていくためのすべての根源であり、それを取ったら何も残らない。」
臥龍会の系譜
日賀野 東華(とうか)
1940年(昭和15年)2月11日、書道教育の普及と研究を目的に臥龍会を創立し、月刊競書誌『臥龍』を興した初代会長。1947年、臥龍会本部で発起人会が開かれた栃木県書道連盟の結成に携わり、初代副会長を務めるなど、栃木の書道文化の礎を築いた。
日賀野 溥(ひろし)
臥龍会 会長。『臥龍』を全国でも最古参となる競書誌(通巻1,850号超)へと継承・発展させ、創立80周年・85周年を牽引。全国約130支部・約2,000名を擁する県内最大の書道団体へと育てた。
日賀野 琢(たく)
有限会社臥龍会 代表取締役/臥龍会 三代目。古代文字(篆書・隷書)を専門とし、日展会員・読売書法会 常任理事ほかを務める。作家活動に加え、企業の作品制作・揮毫・講演を通じて臥龍会の書を社会へ広げている。
読み物で、日賀野琢の言葉を読む

三代目・日賀野 琢 「書は、生きる業」
書道研究 臥龍会 三代目・日賀野琢。八十余年続く書道会を継ぎ、篆書・隷書を専門とする書家が、自らの歩みと「書とは何か」を語ります。

「うまい字」と「良い字」はどう違うのか
「うまい字」と「良い字」は、巧拙(巧み・拙い)と美醜(美しい・醜い)の掛け合わせで考える——たとえ技術が拙くても、自分をさらけ出した字にこそ「良さ」が宿ります。

篆書・隷書 古代文字に惹かれて
篆書・隷書=古代文字は、時代は古いのに現代的な要素を持っています。文字が生まれた頃の姿は神秘的で、知れば知るほど、書けば書くほど興味が尽きません。

書道家になるには 書で生きるということ
「書道家」に免許は要りません。やりたいと思えば、いつでも始められます。ただし人に教えるには、自分も学び続けなければならない——そこだけは欠かせません。

書道とは何か? 習字・カリグラフィーとの違い
書道とは「筆で自分を表現する芸術」。習字(書写)や西洋のカリグラフィーとの違いから、臥龍会 三代目・日賀野琢がやさしく解説します。

漢字はどこから来たのか? 象形文字のはなし
漢字のはじまりは「象形文字」。太陽や月、山や川を線でかたどった文字が、どのように増え、五つの書体へと育っていったのか。

五体入門 篆書・隷書・楷書・行書・草書
漢字には五つの書体があります。最古の篆書から、楷・行・草まで。意外に知られていない「生まれた順番」もあわせて、三代目がやさしく。